人のネットワークも投資も、リスクがある時にこそ加わるべき ~ 伊藤穰一

これだけ多様性に富んだグローバルなネットワークを持っている彼は、稀有な存在だと思う。伊藤穰一さん、通称 Joi さん。

僕が日本のスタートアップシーンに興味を持つようになったきっかけも、シリコンバレーとの最初の繋がりを作ることができたのも、実は、そこに Joi さんの存在がありました。

Joi さんは、デジタルガレージの共同創業者であり、現在は千葉工業大学学長にも就任するなど多岐にわたって活動されていますが、僕にとっての Joi さんは、シリコンバレーと深いつながりを持つエンジェル投資家であり、人脈やテクノロジーについて多くの学びを与えてくれた恩師です。

今回のエピソードでは、グローバルなネットワークの築き方や AI について、そして「シリコンバレー」をテーマにお話ししました。

【ハイライト】

  • Joiさんと出会ったきっかけ (00:00)
  • リソースはストック型ではなくプル型である(01:34)
  • 良いネットワーキングとは(04:15)
  • 大人が「子供っぽい要素」を持つということ(05:35)
  • AIは、Openが良いのかClosedが良いのか、そしてこれからのAIのモデルについて(08:26)
  • Linkedin創業者Reid Hoffmanとの出会いと、彼がなぜシリコンバレーで影響力があるのか(15:02)
  • Microsoft CEOのSatya Nadella、Open AIのSam Altman、そしてSteve Jobsの奥さんについて(20:20)
  • どうしたらJoiさんのようにグローバルなネットワークを作れるのか(24:40)
  • Joiさん流「子育て・教育方針」(34:45)

今回はJoiさんのPodcast「JOIITO’s PODCAST」とコラボレーションさせていただきました。
Joiさんと「SaaS」をテーマに話したエピソードはこちら

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僕たちは、妄想力で負けないようにしなきゃいけない ~ 経営者は勝ち筋を作るプロフェッショナルであるべき

PayPay、一休、ZOZO、LINEヤフーなど日本を代表するプラットフォームの発展に大きく貢献されてきた小澤 隆生さん。これらのプラットフォームは、多くの人々に愛され、まさに日本のインターネットエコシステムを形成する基盤になっています。

小澤さんを迎えて今回お届けするポッドキャストでは、小澤さんご自身がこれまでの経験を通じて見出した「成功する経営者が共有する重要な特徴」について語っていただきました。

成功の要因とは何なのか。勝ち筋の見極め方、そして一兆円規模の企業を運営する経営者の視点とは。

野心的なビジョンを持ち、自らのビジネスをさらに成長させたいと考えている方々におすすめのエピソードです。

【ハイライト】

  • 勝ち筋を理解するための「調べるコツ」(0:08)
  • 楽天球団を作った時、なぜ居酒屋を調べたのか(2:43)
  • 打ち出し角度は、なぜ重要なのか(4:35)
  • 孫さんや三木谷さんに共通するヤバさ(11:10)
  • 社長の大胆性を維持するために(15:55)
  • 企業を急拡大させるために必要なのは、実は「新規性」ではない(17:40)
  • 1,000億円の経営と1兆円の経営の違い(20:50)
  • ポートフォリオ経営に必要なこと(22:50)
  • 従業員数万人に伝達しやすい言葉の意識(24:25)
  • ポートフォリオ経営に重要なゴールイメージ(30:00)
  • 目線の上げかた(33:15)
  • どんな会社を買収したいか(36:30)

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人は、スランプの時のみ成長する

1996年、SaaSやクラウドという言葉がまだ存在せず、日本のエンタープライズ市場にパッケージソフトが浸透していくのもまだこれから……という時期に、ワークスアプリケーションズは誕生しました。

ワークスアプリケーションズは、パッケージソフトの普及に大きく貢献し、現在のSaaS市場の誕生、そして業界全体の成長加速を促す存在となりました。

今回のポッドキャストでは、創業したワークスアプリケーションズを売上高500億円を超える企業に成長させ、同社退任後は HR共創プラットフォームを展開する「パトスロゴス」を起業した牧野正幸さん(Xアカウント)にお話を伺いました。

今のSaaSの原型となったB2Bソフトウェアの歴史、時代の変化に合わせた競争戦略や圧倒的な採用力を実現した取り組みなど、ワークスアプリケーションズでの約20年間の経営者としての経験と学び、そしてパトスロゴスでの新たな挑戦について深掘りました。

SaaS業界に関わる方はもちろん、すべての業界にいらっしゃる方に楽しんでいただける学びや気づきが多いエピソードです。ぜひお聴きください。

【ハイライト】

  • 1996年のB2Bソフトウェアの環境について
  • ワークスアプリケーションズの戦略
  • 年間2,000人のインターンを受け入れた理由
  • ワークス出身者に優秀な人が多いワケ
  • SaaSは、もう後退しない
  • AIがSaaS業界にもたらす影響
  • 10年後の日本、そして10年後のSaaS
  • リクルーティング部門には営業やコンサル出身者を入れた方が良い
  • エナジャイズできない経営者は0点
  • 採用のブレーキはかけない方が良い理由
  • 20代の時間の過ごし方
  • 社会貢献の大切さ

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「経営OSをアップデートする」サクセッションには、創業者の「否定」も重要になる。

創業から14年。上場したあとも、絶えず成長を続けるラクスル。先日、このラクスルの創業者である松本さんは、同社のCFOだった永見さんにCEOのバトンを渡しました。

そして松本さんは今、世界中にいるチームと共に、ITデバイス&SaaSの統合を目指すクラウドサービス「ジョーシス」をグローバルで展開することに力を注いでいます。

今回は松本さんに、CEOを退くことを決意した背景や、グローバルな視点でのビジネスの考え方についてお話しいただきました。さらに、彼のこれまでの経験や、これから先の100年のビジョンについても掘り下げた内容になっています。

新たな挑戦を続ける松本さんの話は、夢を追い続ける起業家や経営者に聴いてもらいたいエピソードです。

【ハイライト】

  • CEOのバトンを渡そうと思った理由
  • 「経営OS」のアップデートと、Inorganicな成長に必要なリーダーシップ
  • CEOのサクセッションを上手く進めるためのアドバイス
  • なぜジョーシスだったのか —— アイデアを選んだ理由やその基準について
  • 「ワンチーム」と「ワンプロダクト」へのこだわり
  • グローバル企業のマネジメントについて
  • 松本さんにとって「起業家」とは?
  • 100年後に価値が上がるもの、下がるもの
  • 100年続く事業はどう作るべきなのか

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500年続く老舗和菓子店「とらや」がお客様に愛されながら、変化を恐れず進化し続けられる理由

500年。

想像することさえ難しい、遥か遠い時間にさえ感じるこの年数。

でも日本には、実際に約500年以上続く企業が存在します。その1社が、日本を代表する老舗 和菓子店「とらや」です。今回のポッドキャストは、株式会社虎屋 18代目、代表取締役社長の黒川 光晴さんをゲストにお迎えしました。

お客様から深く愛され続けながら、時に従来のやり方を変えてでも進化の道を歩む。

何百年もの間、大切に守られ続けるカルチャー、そして時代とともに変化を恐れず進化する姿勢。黒川さんのお話を聞いて、人や企業が長く、力強く存在し続けるための本質的な要素とは何なのか、少し見えてきたように感じました。

「とらや」が絶対に譲らない軸は、驚くほどシンプルなものでしたが、企業の在るべき姿を明確に示しているものであり、この軸があるからこそ、お客様から長く愛され続けているのだと思います。

そして、200年以上も前に制定された「バリュー」や「掟書(おきてがき)」には、業界に関係なく、現代に生きる僕たちが大切にしたい言葉たちがたくさん綴られていました。

【ハイライト】

  • いつから虎屋の跡継ぎを意識しはじめたのか
  • アメリカのビジネススクールで学んだこと
  • 1805年に定められた「掟書(おきてがき)」について
  • 伝統を守りながらも、変化するべきこととは
  • 事業の「コア」をアップデートするための新しい試み
  • 数百年以上も続く事業の成功の秘訣

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あのとき組織が壊れなかったのは、「経営のリズム」と「明るさ」があったからだった。

今回は、わずか一年で従業員数が3倍以上に増え、最近38.5億円の資金調達を実現したhacomonoのCEO 蓮田さんとCOO 平田さんとのエピソードをお届けします。

この急成長を支えたのは、蓮田さん自身のミッションへのこだわり、マネージャーの成長にフォーカスした組織づくり、そして平田さんの参画によって導入された経営のリズムがあったからだと蓮田さんは話します。

COO採用の進め方から、権限移譲のやり方まで。これまでの一年間の急成長を振り返りながら深く掘り下げます。蓮田さんと平田さんの経験に学ぶ、成長企業の成功のカギとは。

ハイライト

  • COOを探すべきだと思ったきっかけ
  • 経営は一人ではなく、チームで行うもの
  • 社長がCOO採用にコミットする必要性
  • COO採用の基準とその見極め方
  • 最初のミーティングのスタンスと、相手を巻き込む採用プロセス
  • COOへの権限移譲は、人間関係の構築が先
  • COOのキャッチアップには、トップダウンとボトムアップの両方がある
  • CEOからすぐに引き継げるものと引き継げないもの
  • チーム間の連携では、明るく前向きに話すことが重要
  • 従業員が12ヶ月で3倍増でも、組織が壊れなかった理由
  • 早い段階から定性的なメッセージの重要性を研ぎ澄ます
  • 問題が出てきたら、「マネージャーが成長する」ことを意識する
  • CxOの役割分担で互いにバックアップする
  • コア・コンピタンスを定義するタイミングとその会社への影響

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「袖振り合う縁をも生かす」世界中で繋がりを生む「想い」と「姿勢」


佐藤 輝英さんとの出会いは、僕の人生を大きく変えた。
当時21才だった僕に、スタートアップ投資の機会を与えてくれた僕の恩師だ。あれから14年という月日が経過したけれど、僕は今も佐藤さんと一緒にスタートアップ投資の活動を続けさせてもらっている。

人を活かし共に活動するためにはどうすべきか。お金とはどう付き合うべきなのか。大切にしたい価値観や決断の仕方。これらすべてを佐藤さんの影響を受けて、学び、生きてきた。佐藤さんは、僕にとって初めての上司であり、人生のメンターであり、今では同じビジョンを共有するパートナーだ。

hiromaeda.comポッドキャストをはじめた頃から、「いつか佐藤さんとのセッションを録ろう」と思っていたが、ついに今回、2023年最初のセッションに佐藤さんを迎えることができた。こんな風にインタビュー形式で佐藤さんと対談したのはこれが初めて。

彼のスーパーパワーである「セレンディピティー」の生み出し方、人の可能性の見極め方など、(14年間なんとなく聞かずに終わっていた)僕がずっと聞いてみたかったことを根掘り葉掘り聞いてみたエピソード。世界中を飛び回り活動する佐藤さん自身が体験してきた「信頼」や「出逢い」の学びは、心にズンっと沁みる言葉が溢れていた。

ハイライト
  • Amazonやアリババから得たインスピレーション
  • 約15年間の「社長 佐藤輝英」を通して学んだ3つのこと
  • 上場が近づいた時に気をつけるべき「普通病」
  • 経営者が絶対忘れてはいけない一番大切な仕事とは
  • 会社の成長に直接的なインパクトを与えるのは、あなたの日常から離れた場所にあるということ
  • セレンディピティーがたくさんある理由
  • 佐藤さんにとっての「人格者」とは
  • 「得意淡然」「失意泰然」、感情のベルトを一定化する重要性
  • 前田ヒロが21歳の時
  • 人の可能性の見極め方
  • 信頼を築くときに、意識していること
  • お金との付き合い方。なぜ「自腹」にするのか。
  • もし、本を書くとしたら

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「挫けない。続ける事が最大の競争優位性」〜マネーフォワード 辻 庸介

マネーフォワードの辻さんは、愛される経営者だと思う。自分の“嫌われたくない”性格を生かしたやり方で、1500名以上の従業員たちと共にARR 120億円を超える高成長企業を経営している。

今回のエピソードでは、マネーフォワードの辻さんと、変化の激しい市場環境下での経営について、嫌われたくない社長について、そして会社を今の規模まで成長させた要因についてディスカッションしました。

ハイライト

  • 現在の市場環境下での経営
  • 嫌われたくない人は、良い経営者になれるか?
  • 高成長率を長く維持できた要素
  • 新規事業の考え方
  • 組織図は早く作った方が良い理由
  • 1500人をマネジメントするための仕組み
  • 社長の時間の使い方

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「チャンスの窓」が開いている時間は長くない。大きな波が立つその時、入口に立て。〜国光宏尚が見るWeb3とXRの現状と未来〜

今回のゲストは、gumiを創業し、現在はWeb3とXRの分野で新たなチャレンジに取り組まれているThirdverse代表 国光 宏尚さんです。

過去の経験から学んだ「タイミングの重要性と見極め方」について、そして「Web3とXRの現状と未来」についてディスカッション。国光さんが考えるそれぞれの技術が持つ可能性と今の限界、具体的な事例やこれらの技術を用いたサービスを普及させるために必要なステップなど、国光さんが見えている未来の世界をのぞいてみました。

Web3とXRについてもっと知りたい方、ToCの経営者だけでなくB2B SaaSの経営者にもおすすめのエピソードです!

【ハイライト】

  • 国光さんの子供時代
  • 中国から影響を受けた話
  • 最初に起業したときのアイデア
  • タイミングの重要性を感じた経験について
  • タイミングの見極め方
  • XRの未来について
  • XRの普及に必要なコト
  • Web3の現在と未来
  • ブロックチェーン4つの世代
  • Web3のToCとB2B SaaSの例
  • 起業家へのメッセージ!

P.S. 前田ヒロは、2022年もSaaS特化のVCとして走り続けます!

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〜SK-IIやパーンテーンをターンアラウンドさせた元P&G事業部CMOが語る〜消費者からの「愛」を勝ち取る、三方よしのブランドの作りかた。

本日のゲストは元P&G APAC Focus Market ヘアケア事業部統括CMOの大倉 佳晃さん。ヘアケアカテゴリー全般、SK-II, ファブリーズなどを担当。2017年からは、パンテーン事業の立て直しに着手し、見事成功させた実績の持ち主です。これらの成果を認められ、多くのマーケティング・広告賞を受賞している大倉さんに「ブランド作り」における考え方を聞きました。

ブランドを作るときのフレームワーク、エンドユーザーからの「愛」を勝ち取る方法、そしてスタートアップがブランドを意識するべき理由について話していただきました。実例も出てくるエピソードで、マーケティングに携わる方だけでなく、経営者にもおすすめです。

【ハイライト】

  • SK-IIやパンテーン事業の立て直しについて
  • ブランドのターンアラウンドで実際行ったこと
  • 消費者から「愛」勝ち取るためのフレームワーク
  • 「ブランド」x「エンドユーザー」x「社会」
  • 社会に響いたHairWeGoキャンペーンはどうやった生まれたのか
  • 市場拡大のレバレッジ
  • ブランド・エクイティにはSoulとMindとBodyがある
  • スタートアップがブランド周りで抑えるべきポイント
  • カテゴリークリエーションの良い例
  • P&Gで出会った”ヤバい”人

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