“a good founder doesn’t just have an idea, s/he has a bird’s eye view of the idea maze.” ~ Balaji Srinivasan
“良い起業家はアイディアを持っているだけでなく、そのアイディアの迷路の様子を鳥瞰図で見ているかのように把握することが出来る。
~ バラジ・スリニヴィサン
自分が持っているアイディアの中で、実行可能な数々のシナリオをすべて頭の中でシュミレーションできている起業家は、トップクラスの起業家だと思う。
どの道を辿れば良いのか、どこで曲がれば良いのかをしっかりシュミレーションして、その道の先に何があるかを正確に伝えることができる。その他の道に関しても何故その道を選ばなかったのか、そしてそれぞれの道の先にある行き止まりを伝えることができる。状況を把握して、その「アイディアの迷路」を鳥瞰図で見ることが出来ている。
僕は、アイディアの迷路はこれらの要素によって作り上げられていると思う:
市場 – アイディアが狙っている市場はどう変化しているのか。市場に変化をもたらす新たな規制、イベントは何なのか。
競合 – 競合はどんな道を選んでいるのか、同じ道を辿って戦うのか、違う道を選ぶのか。
テクノロジー – どんな技術が生まれてきているのか、新たなプラットフォームが生まれてきているのか、それらを応用するべきか。
ユーザー – サービスに満足しているのか、サービスに対する不満は何なのか?
チーム – 今の人員で足りるか?どこを補充するべきか?このままの体制で良いのか?
資金 – 今の資金力で行きたい道を進む事ができるのか?調達は必要か?
アイディアの迷路を正確に作り上げるためにも、これらの要素を深いところまで調べ尽くす必要がある。調べて、アイディアの迷路を作り、そしてその攻略方法を考える事をお勧めする。