未来がソウゾウできるアイディアを選ぶ


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「複数のアイデアがあって、どのアイデアにすればよいか悩んでいる」
ときどき起業家からこんな相談がくる。そんなとき僕はいつも「未来が想像できて、未来を創造できるアイデアを選ぶべきだ」と答える。
アイデアを選ぶときに考えるべき要素と、その詳細について説明しよう。

どんな未来になるのか

技術の発展が進み、常に時代が変化し続けるなか、3年先、5年先、そのアイデアはどういう状態になるだろうか。人類の進歩に貢献できる存在であり続けることができるのか、それとも時代の流れに逆らう存在となってしまうのか。どの程度の規模まで事業を成長させることができるのか。

その未来を実現する条件

そのアイデアを成功させるための条件は何か、そして成功までの道のりの中で踏むべきステップは何なのか。
最初から全ての答えをそろえる必要はない。しかし、どのようなタイミングでどのようにその答えを出せるのかは、ある程度把握しておく必要がある。

想定外のなかで存続できるか

不景気になっても存続できるアイデアなのか?大企業が参入してきたらどうするのか?想定していた条件や基準を満たさない結果に直面したらどうするのか?強敵な競合が現れたとき、想定外の問題が発生したとき、どういうアクションを取れるのか。

毎日ブログを書けるか

そのアイデアについて、毎日ブログ記事を書けるくらいのパッションを持っているか。そのアイデアに関わる知識、業界、技術について貪欲に学びたいと思えるパッションがあるか。

最低5年続ける覚悟はあるか

想像や想定よりも上手くいかないケースの方が多い。タイミングが早すぎたり、なかなかユーザーが獲得できなかったり、資金が集まらなかったりもする。そんな時でも自分たちを信じて諦めずに突き進む覚悟はあるか。

どんな未来を創造したいか

最後に、どんな未来を創りたいか。この世の中にもたらせたい変化、そして創り出したい価値は何なのか。そのアイデアは、自分が創造したい未来を創りだすことができるのか。
これらの要素について、明確な答えを持っていること。パッションを持ち続けられること。この2つが重要だ。

数あるアイデアの中から、「これだ」という1つに絞り込むときは、自分自身が創り上げたい(創造)未来に繋がるアイデアを選ぶべきだ。

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スタートアップの社長を評価する


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スタートアップの社長が評価されるとき、たいていその指標となるのは、会社の成長率や目標の達成率だ。しかし、投資家やボードメンバーがよく見落とすポイントがある。それは、社員が社長をどう評価しているかだ。

僕自身も最近まで、特に順調に成長しているスタートアップに対しては、この評価の重要性を見落としていたのだが、会社が順調であるときも、この評価は非常に重要であることに気づいた。その理由は、1) 社長以外の視点で会社の状況や情報を収集することができる 2) 組織の中で壊れていたりしている部分を悪化する前に早期発見することができる 3) 社長をより良い経営者にするために必要なコーチングが何かを把握できるようになるからだ。

社長を評価するための社員面談は、社長の許可を得て一部または全員と1対1で話す機会を設ける。この評価を行うタイミングは「組織的なブレークポイント」で行う。ブレークポイントとは、会社が10人、25人、50人、そして100人を超えた時。より効率的なコミュニケーションのために組織変更がされたり、部署が設置されてミドルマネージメントが入るタイミングだ。

社員と1対1で話すとき、主に確認すべき点は以下である。

ビジョンや戦略の明快さ:会社のビジョンや戦略が明快に伝わっているかどうか。個人レベルでどういうアクションを取るべきか、目標は何か、が明確に理解されているか。

コア・バリュー(価値観)の明快さ:会社のコア・バリューを理解できているか。仕事をするとき、何か判断をするときに何を重要視すべきかを理解しているか。経営軍はそのコア・バリューをきちんと日頃実行しているか。

カルチャー作り:社員のモチベーションが高いか。一体感のあるチームになっているか。

人材マネージメント:採用基準が明快に定義されていて、高く設定されているかどうか。人材が適材適所に配置されているかどうか。

上記の要素に対して情報をまとめて、社長にフィードバックをする。緊急性のある問題が発覚した場合、すぐにアクションに移すこともあれば、注意だけして時間かけて改善するケースもある。なお、これはあくまでも社長をより良い経営者にするためのフィードバックが目的であり、役員報酬等その他の決議に使われるものではない。

参考までに、支援先の評価結果は以下だ:

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