Open Network Labでは数々の起業家達が立ち寄る。投資先も15社になり、メンターもTwitterの共同創業者やEvernoteの創業者等、50名以上が関わっている。
今まで関わってきた起業家やメンターの中に会社が絶好調な人がいればあんまり調子が良くない人もいる。絶好調な会社を起業している人たちには一つ共通点がある。。。それがフォーカスだ。
1) プロダクトのもっとも重要な価値にフォーカス
起業家はアイディア豊富だ。いろんな機能をプロダクトに付け加えたくなる傾向がある。しかし無駄な機能を排除し、コアバリューにフォーカスしたプロダクトが上手くいく傾向がある。Twitter, Evernote, Instagram等、人気のあるプロダクトはコアバリューごものすごく明確になっている。
2) ユーザーにフォーカス
Pathの創業者のDaveも言っている事だが、ユーザーにフォーカスし、サービスどういう風に使っているかを観察・分析してユーザーをエンパワーする事が大事。Facebookで最も使われている「写真」機能は、ユーザーを観察する事によって機能追加が決まった。ユーザーヒアリングやAnalytics等を使ってユーザーを分析するのは大事。
3) KPIにフォーカス
好調なスタートアップはKPI(重要業績指標)が明確になっている。”来週のリテンション率はなん何か%、来月のアクティベーション率は何%か、再来週は何件クローズしないと行けないのか”等、週単位でKPIの目標が明確になっている。
4) スタートアップにフォーカス
フォーカスの高い好調なスタートアップほど、あまりイベントやメディアにでない事が多い。他にもっと重要でやるべき事が多いから1秒も無駄にしない。
フォーカスしろ、フォーカスしろ、フォーカスしろ!!
いろんな側面でフォーカスするのが大事。今支援している15社の中でも、フォーカスしているスタートアップとあまりできていないスタートアップにかなりの差がある。
フォーカスが高く、ハッスルしているスタートアップほど支援してて楽しいものは無い。毎回話す度にアドレナリンが走る。だから今の仕事が止められない。投資家にとってのハイ。僕の役割は支援先にフォーカスするべき事は何かをガイダンスする事だと思っている。